妊娠が成立するまでの4つの段階
- 排卵、受精、受精卵の発育・輸送、着床の4つの過程が必要
- どこかで問題が起こると妊娠が成立しない。
次の4つの段階が順番に全て進んでいくと、最終的に妊娠が成立します。逆に、どこか一か所でも引っかかると、妊娠は成立しません。妊娠はこれら全ての関門をくぐり抜けた先にあります。それではこれらを順番に見ていきましょう。
排卵
- 妊娠のファーストステップ
- ホルモンの作用で、卵巣の中で卵子が成熟し、お腹の中へ放出される
排卵とは、卵巣から卵子が放出されることです。通常、月経から次の月経までの間に1個だけ卵子が放出されます。卵子が受精できる時間は1日未満と短く、この時期に精子と出会うことが妊娠の最初の一歩となります。
受精
- 排卵した卵子が、精子と出会って合体して、受精卵になる
受精とは、排卵された卵子が卵管の中で精子と出会い、1つに結びつくことです。精子は女性の体内で数日間生きているため、排卵の前後に精子がいることで受精が起こりやすくなります。
受精卵の発育と輸送
- 受精卵は自分では動けず、卵管の中をベルトコンベアのように運ばれていく
- 受精卵は卵管の中を運ばれながら成長していく
受精卵の発育と輸送の過程では、受精した卵が細胞分裂を繰り返しながら成長し、数日かけて卵管を通って子宮内へ移動します。この間に受精卵が順調に育ち、正常に子宮内へ輸送されることが、次の着床が起こるために重要となります。
着床
- 着床には、子宮の内膜と受精卵のどちらもが準備できている必要がある。
着床とは、子宮に到達した受精卵が子宮の内膜にもぐり込み、根を下ろすことです。着床が起こって初めて妊娠が成立します。子宮内膜の状態やホルモンのバランスが、正常に着床するために重要となります。