採精室のご利用制限と検査物ご持参方法について
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、昨年より感染予防のために当クリニックの採精室のご利用に制限を設けさせていただいております。今日は培養室から、精液検査や人工授精、体外受精のためにご持参していただく『精子の持参方法』について、皆さまがいつでも確認できるようにご説明をしたいと思います。
時間:お渡しした滅菌された採精容器に採精し、3時間以内の提出をお願いします。
容器:採精容器は、アルミホイルで2~3層に巻いてお持ちください。
冬など寒い季節では、外気温が低いためアルミホイルに巻いていても、採精容器が冷えきっている事があります。ポケットなど人肌に近い温度のところに入れてお持ちください。
カイロや暖房などで高温にさらすと死滅したり、精子の状態が悪くなるので、高温での保管は避けるようにお願いいたします。
結果:当クリニックでは精子運動解析システム SMAS:Sperm Motility Analysis System を用いて検査を行っています。(SMASは精子の数と運動量を、高精細カメラと最新鋭のソフトウェアで自動解析する精子・精液分析装置です。) 検体を顕微鏡にセットし、スイッチ1つで瞬時に運動精子数、不動精子数、精子濃度などの計測を開始し結果を表示します。しかし現在は待合室が混まないように翌日以降に結果をお伝えすることもございます。悪しからずご了承くださいませ。
※今後、大阪・京都・兵庫の関西3府県への緊急事態宣言の再発令に伴いご受診される方へ再度下記のご確認とご協力をお願いいたします。
ご受診に際してのお願い
●咳や発熱など体調がすぐれない場合には、受診が可能かどうかお電話にて必ずお問い合わせ願います。
また、来院される際は皆さまにはマスクを着用していただきますようお願いしております。
●クリニックの入り口にはアルコールスプレーや体温測定器の設置をしておりますが、感染拡大を防ぐためにもご自宅を出られる前にご自身で体温測定を行うようにしてください。
●当クリニックは内科とありますがPCR検査など新型コロナウイルスに対する処置は行っておりません。また、妊婦さんやご高齢の方もご受診されておりますので、ご来院の際には特に体調管理に注意を払っていただきたく存じます。
当クリニックは緊急事態宣言後も通常通り診察は行いますが、ひとりひとりが協力することで、感染拡大の軽減に繋がります。何卒ご理解とご協力の程宜しくお願い致します。
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