人工授精は、予測した排卵期に洗浄濃縮した活発な精子を直接子宮内に注入することで、自然妊娠を目指す方法で、精子の数が少ない、または運動率が低い場合でも、軽度であれば受精する確率が高まる方法です。
人工授精には、配偶者間人工授精(AIH)と提供精子を用いた人工授精(AID)があります。
夫の精子を使って人工授精を行う方法で以下の2通りあります。
予測した排卵期に調整した精子を人工的に子宮へ注入する。
内服薬または注射で排卵を促し、予測した排卵期に調整した精子を人工的に子宮へ注入する。
保険診療で行うことができ、女性側の年齢制限もありませんが、超音波検査やホルモン分泌検査などの施行回数には制限があります。
精液は当日ご自宅で採取しご持参いただきます。ご自宅での採取が難しい方は前以てご相談ください。
精子をマイナス196度で凍結し、保存する方法です。
精液の当日採取が不可能な場合は、人工授精当日まで精子の凍結保存をしておくことができます。
ご主人様が単身赴任や長期出張の場合も、タイミングを逃すことなく治療ができます。
精子凍結 | 16,500円 |
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精子凍結 |
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16,500円 |
※表示金額は、全て税込価格です。
※料金は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【精子凍結におけるリスクと注意点】
夫以外の精子を使って人工授精を行う方法で以下の2通りあります。
予測した排卵期に調整した精子を人工的に子宮へ注入する。
内服薬または注射で排卵を促し、予測した排卵期に調整した精子を人工的に子宮へ注入する。
保険適用外の治療法のため、全て自費となります。
ご夫婦お二人ともに十分なカウンセリングを行ったうえで施行します。なお、絶対的条件として、夫婦間の血液型に合わせた精子を用います。
提供精子を用いた人工授精 | 77,000円 |
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提供精子を用いた人工授精 |
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77,000円 |
※表示金額は、全て税込価格です。
※料金は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
当院の精子提供者は、心身ともに健康で、感染症がなく、自己の知る限り遺伝性疾患を認めず、精液所見が正常であることを条件として、その条件に適した方のみに限定しています。
また、提供者の感染症(肝炎、エイズなど)のチェックは定期的に行っています。
※当院は学会の規約に基づいて行っており、体外受精及びご親族の精子等、精子の持ち込みは一切受けつけておりません。
【提供精子を用いた人工授精におけるリスクと注意点】
無精子症、TESE(精巣精子回収術)を行うも精子が認められなかった、または僅かな精子は認めるも、妊娠に至らず、主治医からAIDしか手段がないと診断された方。
本法以外の医療行為によっては妊娠の可能性がない、あるいはこれ以外の方法で妊娠をはかった場合、母体や児に重大な危険がおよぶと判断されるものを対象し、法的に婚姻している夫婦で、心身ともに妊娠・分娩・育児に耐え得る状態にあるものとされます。
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