大阪の不妊治療専門クリニック / 御堂筋線「本町」駅すぐ

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診療内容

生理に関するお悩み

年齢と共に、生理の出血量や日数、周期は変わっていく事もあり得ますが、20代から40代では、通常、月経周期(生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで)は、25日~38日が正常とされています。それより短い、長い、毎月の変動が大きく一定しない、という場合は、一度婦人科で相談して頂きたいと思います。

こんな症状ありませんか?

  • 生理痛がひどい
  • 生理前の不快な症状がある
  • 生理不順(生理が遅れている/終わったのにまたきた)
  • 生理の量について(生理の量が多い/レバーのような塊がでる/生理の量が少ない)

生理痛がひどい

生理痛は月経痛または月経困難症とも呼ばれ、生理の数日前、生理中、または生理後に骨盤部に生じる痛みで、生理開始から約24時間後に最も強くなり、2~3日後に治まる傾向にあります。痛みだけでなく、頭痛や吐き気、ときに嘔吐を伴い、便秘や下痢、生理時にレバーのような塊が混じるといった症状を伴うことがあります。
月経困難症には以下の2種類があります。

機能性月経困難症(原発性月経困難症)
特定できる原因がなく青年期に始まり、年齢とともに、また妊娠した後に症状が軽くなることがあります。約5~15%の方が日常生活に支障が出るほど生理痛が重く、学校や仕事を休むことがあります。
【治療】一般的に消炎鎮痛剤や漢方、ピル等を用います。
器質性月経困難症(続発性月経困難症)
他の病気から生じており通常成人に発生します。これは子宮内膜症子宮腺筋症、子宮筋腫などの疾患が原因で、生理前からお腹や腰の痛み等の症状があります。また症状が進行するに伴って性交痛や排便痛もひき起こすこともあります。
【治療】その症状に応じた適切な治療を行わなければ将来不妊の原因になる可能性があります。

生理前の不快な症状

生理前になるとイライラしたり、憂鬱になったりしませんか?生理前の不快な症状が、日常生活に支障をきたすことを月経前症候群(Premenstrual syndrome, PMS)といいます。
症状は、胸が張ったり痛くなる、顔や手足がむくむ、疲れやすい、腹部の張りや痛み、頭痛、肩こり、にきびなど、身体にあらわれるものと、イライラしたり集中力がなくなる、落ち込んだり憂うつになるなど精神面にあらわれるものがあります。
通常、症状は生理が始まる3~10日前の黄体期に現れ、生理が開始後の卵胞期には軽減あるいは消失します。
精神症状が主体で強い場合は、月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder,PMDD)といい、重度のうつ状態になる人もいます。

月経前症候群(PMS)で悩んでいる女性は多く、日本では、生殖年齢女性の約70~80%が、生理前に何らかの症状を伴うと言われています。 生理前の身体にあらわれる様々な症状、また精神的な症状などを我慢せず、婦人科に相談してください。

【治療】ピルや漢方、抗うつ剤などを用います。

生理不順

生理がなかなかこない。先週生理が終わったのにまた生理になった。という症状はないですか?生理ではなく不正出血の可能性もありますので早めに婦人科を受診しましょう。

生理がなかなかこない
希発月経といい、生理の周期が39日以上できた場合をいいます。
生理がすぐにくる
頻発月経といい、1カ月に2回以上生理がある状態です。
3か月以上生理がない
続発性無月経といい、ダイエットや過度な運動負荷によるものも多く、適正な食事や適切な運動量を考慮する必要があります。

基礎体温をつけ、まずは排卵があるかを調べましょう。排卵があればグラフは二相性になり、無排卵では一相性になります。
頻発月経、希発月経、続発性無月経ともに、無排卵のことが多く、不妊の原因となります。

【治療】ホルモン検査を行い病気の状態を把握する必要があります。
お子さんの希望のない時は、黄体ホルモン剤で月経を起こす治療やピルの服用が一般的です。
お子さんを望まれている方では、排卵誘発を行います。

生理の量について

直ぐに生理が終わった、生理の時にレバーのような血の塊がでたり、ナプキンの取り換えを何度も行なわなければならないなど、生活の質(QOL)を下げ、子宮筋腫などが原因の場合大きさによっては手術の対象となることがあります。

生理の期間が長い
過多月経といい、生理の期間が8日間以上続いたり、眠るのが心配なほどの量やレバーのような大きな塊が出たりします。
ホルモンバランスの崩れ子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性もあります。
生理がすぐに終わった
過少月経といい、生理が始まって3日ほどで終わったり、始まった翌日にはでナプキンの交換が必要ないほどの少量の場合をいいます。不妊の原因となることもあります。
ホルモン分泌の少ない10代や更年期の方にみられます。

【治療】超音波検査により子宮や卵巣に異常がないかを調べます。無ければ排卵の有無を調べ、ピルや漢方、ホルモン剤を用います。

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