妊娠しやすい身体づくり『運動』
各地でマラソン大会の開催や、オンラインマラソンなど色々な催しを目にしますが、皆さんは日頃どれくらい運動をされているでしょうか。
適度な運動はストレス解消に繋がり、血流を良くし自律神経が安定しますが、過度な運動はストレスとなり、活性酸素を増やし、細胞の老化や月経不順の原因になりますので逆効果です。
運動することは筋力をつけるほか、生活習慣病や骨粗鬆症の予防、心肺機能の改善に繋がります。
運動には、負荷の軽いエアロビクスやヨガなどの有酸素性運動と、筋力トレーニングや短距離走のような無酸素性運動がありますが、有酸素運動は、不妊体質の改善や不妊予防のために心身ともに効果があるとされ運動療法としてお勧めしています。
なかでもヨガやピラティスは妊娠しやすい心と身体の状態を導き出そうという考え方で、リラックスしながら不妊治療に取り組むことができます。血液の巡りを良くして、瞑想によるリラクゼーション効果で気分を落ち着かせることが期待されます。また、ヨガのストレス軽減という精神的側面だけでなく、生殖器を含む骨盤や腰椎や仙骨の調整という運動生理学に基づいた観点からも、妊娠しやすい身体づくりができるといわれています。
不妊でお悩みの方も、そうでない方も、一度気分転換に体を動かしてみてはいかがでしょうか。
このNews&Topicsで連載しておりました中野先生による妊活エクササイズが『おうちで妊活』でご覧いただくことができますのでご参考にしてみてください。
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