妊娠しやすい身体づくり『葉酸』
葉酸はビタミンB群のひとつで、日常の生活の中でも必要不可欠と言われていますが、特に妊娠に重要なビタミンといわれています。
妊娠前、妊娠中、妊娠後の授乳期のどのタイミングにも関わらず必要不可欠な成分で、特に妊娠前、妊娠中に葉酸の摂取を怠ると、神経系の先天性異常を招く恐れもあるといわれています。
では具体的に1日にどれくらいの葉酸を摂取すればいいのでしょうか。
結論から申し上げますと、一般の成人で240μg、妊婦さんではその約2倍の440μg、授乳時で340μgの摂取が推奨されています。
また、過剰摂取による健康障害を鑑みて、耐容上限は1000μgと設定されています。
それではこの量は、どんな食品をどれくらいの量を摂れば補えるのか。
何点か下記にピックアップしてみます。
成分量100gあたり
・ほうれん草 210μg
・ブロッコリー 210μg
・枝豆 260μg
・アスパラガス 190μg
・おくら 110μg
・納豆 120μg
・きな粉 250μg
・豆乳 28μg
・イチゴ 90μg など
しかし、葉酸は水溶性ビタミンのため、熱に弱く火を通すと葉酸量は上記数値より減ってしまいます。
葉酸は、日常に勿論必要ですが、妊活を考えられている方や妊娠中の方、授乳中の方は、さらに気にしなければいけない要素となってきます。
日々の食事と併せて摂取できるサプリメントも販売されているので、上手く使って葉酸の摂取を心がけてみてください。
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