内蔵型冷え性
こんにちは。今日は培養室からお話をさせていただきます。
先月までは軽い羽織でも大丈夫でしたが、今はしっかりとした上着が要るほど冷え込みが激しくなりましたね。こんな季節はお鍋などの温かい料理が特に美味しく感じたりします。
お鍋は、野菜やお肉、きのこ類や甲殻類などアレンジ次第で沢山の栄養素を摂りやすい素敵なお料理です。普段の食生活に足りていないと思う食材、栄養素があれば是非補うのにお鍋料理を活用してみてはいかがでしょうか。また身体を温めてくれる食材は『内蔵型冷え性』の改善にも期待できます。
「何となく体調が悪い」「生理痛がつらい」「肌荒れで困っている」「手足が冷たい」…など。このような不調はもしかしたら、慢性的なおなかの冷えが原因のひとつになっている場合もあります。
普段おなかを触って温度を確かめるといった機会は少ないと思うのですが、冷えを感じた時に一度おなかを触ってみてひんやりとしていたら、「内臓型冷え性」の可能性が高いかもしれません。この「内蔵型冷え性」はデスクワークが多く、運動不足、ストレスを抱えている方がなりやすいともいわれており、自覚症状がほとんどなく意外と気づかないことも…。
おなかが冷えると内蔵の機能が低下し、身体全体の血流が悪くなり、代謝や免疫力が衰えたりします。
逆におなかを温めて血流を良くすれば、冷えも解消でき身体全体の代謝が上がります。冷えを改善することにより、便秘、生理不順、生理痛の緩和、肌荒れ、何よりも免疫を高めることに繋がります。
では、普段から取り入れたいおなかの温め方をいくつか紹介します。
①カイロを貼る(低温やけどを避けるため布地の上から温める)
②ハーブティーや生姜湯など身体が温まるものを飲む
③適度な運動を心掛ける(簡単なストレッチや軽いジョギングやウォーキング)
また、身体を温めてくれる食べ物として、
①根菜類(にんじん、ゴボウ、玉ねぎなど)
②良質なたんぱく質(納豆、みそ、さんま、さば、いわしなどの青魚)
③ハーブやスパイス(生姜、ハチミツ、シナモン、粗挽きこしょうなど)
もしかして冷え性かも!?と思い当たることがあれば、是非お試しください。
栄養素についてはまたお話させていただきます。
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