ハイリスクHPVに感染したら子宮頸がんになるの?【Q&A】
Q ハイリスクHPVに感染したら女性は皆、子宮頸がんになるのですか?
A 感染した方のうち、0.1~0.3%ががんを発症すると言われています。
ハイリスクHPVに感染しても免疫力により自然と消失することが多いですが、5~10%程の割合で持続感染することがあります。
性行為で感染するHPVは100種類以上あり、そのうち40種類ほどが性器や周辺部位にイボを発生させ病気を引き起こすと言われていますが、がんを発症させることがほとんどない種類もあります。がんにつながるハイリスクHPVは15種類ほどです。
早期発見、早期治療ができるように定期検診はとても大切です。その時の結果で異常がなくても、HPVに感染していたり、感染してしまったりすると、そのリスクはゼロではありませんから、可能であれば1年に1回は検診をされることが大切です。
各自治体が住民検診として子宮がん検診をおこなっている場合があります。一度、検査をおこなっているかどうか、またご自身が対象者であるかどうかを自治体にお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
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